蕎麦屋親爺71歳のつぶやきと少し寂しい自慢話です


by soba884
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春は苦味

大寒も過ぎて、私にとっては辛い春が始まります。

花粉症の辛さは、なったものにしか分かりません。

今日は、苦みを味わった日でした。

最初の苦味は、八朔のジャム。

苦いのについつい手が出るジャムに仕上がりました。

そうなんです!!手製のジャムです。

八朔をたっぷりの水を張った鍋に入れて、半日弱火で茹でました。

茹で汁を棄てて、茹であがった八朔を半分に切り、皮と身に分ける。

身はジューサーで砕いて網で濃します。

皮は、スプーンで皮の裏側、白身の部分を取り除き、薄切り。

後は砂糖を入れて炊くだけ。

砂糖を入れて一度だけ90度以上にして、後は種火で炊くだけ。時々かき混ぜる。

蕎麦掻きを作ってたっぷりの八朔ジャムをかけました。

これは癖になる味です。是非とも試してください。

第二の苦味は、金柑。パートさんが無農薬の金柑をバケツ二杯分を持ってきました。

なにも加工しないで、そのまま頂きました。苦味の中に甘さが有りました。

パートさんの希望もあり、お客様に好きなだけ持って帰ってもらいました。

第三の苦味は、銀杏です。

お客様に頂きました。栽培品種でなく、自然界の銀杏を沢山いただきました。

明日の朝は、銀杏ご飯です。
by soba884 | 2010-01-22 00:25 | 食材