蕎麦屋親爺65歳のつぶやきと少し寂しい自慢話です


by soba884
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作り過ぎの哀れな蕎麦の末路

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9年間の蕎麦屋親爺経験などまったく役に立たない現実に、オロオロしている親爺
がいます。

開業以来、いろんな事が有りました。
店先への車の飛び込み。
横断歩道上で、車に跳ねられた。跳ねたのが消防士では、シャレにもならない。
公立学校週休二日制実施に伴う、土曜日の変調。
飲酒運転罰則の強化にる客層の変化と減少。
包丁取扱不注意に依る自損傷。
腱鞘炎に依る手の痺れ。
無理な作業姿勢に依る腰痛。
パートさん、バイトさんの突然の退職。

何とかして切り抜けて来ました。

昨年10月から始まった今回の不況は、今迄の常識が通じ無い。
突きつけられた現状を冷静、沈着に考えれば、少なく作らないと判断できるのだ
が、人が来たら売り切れでは申し訳無い。

そんな邪心を笑うかの様に、蕎麦が残る。金曜日、田舎も生粉も全く出なかっ
た。賄いで食べ切れる量では無い。ひたすら、温かい蕎麦が出た。

9年経ったが、自分の蕎麦を揚げ蕎麦にする勇気が無い。

蕎麦を揚げると、蕎麦屋の技量がハッキリ判る。

蕎麦として出せなかつた蕎麦は、塵として捨てる事になる。
ゴメンなさいと謝りつつ、仕舞いにします。

石臼碾 自家製粉の店
楽蕎麦遊時処
手打そば はやし
奈良県北葛城郡広陵町馬見北8−6−6
0745−54−6884
http://www.eonet.ne.jp/~soba884
http://soba884.exblog.jp

 
by soba884 | 2009-12-21 18:48 | 親爺話 | Comments(0)